前回に引き続き、音楽の記事です。
夫は普段から無意識の内に机を叩いたり、指でコツコツとスマートフォンを叩く癖がある。リズムよくダダダとか、コツコツと叩く。最初の内は耳障りであったが、最近は聞きなれ過ぎてしまったのか全く気にならなくなってきた。
喜ビート
仕事が終わり明日が休日となれば誰しも喜びを感じるだろう。
特に家族団らんの時は、気分が高ぶっているのかこのような光景がみられる。
突如、リビングの机でビートを刻み始めるアラフォー男性。
溢れだす喜びの感情がビートを熱く刻んでいく。
これが俗に言う喜ビートである。
あーあるある…
ねぇよw
うちではあたりまえの光景に、義母だけが「うるさい」と発する。
夫「こういうリズム刻む人いると思うよ?」
いないねぇ!
私は思う。故に少数派である。
自宅のビートは酷い
家の中では気心の知れた家族しかいない。
その男、嬉しそうである
両手を叩き喜びを表現する。
太腿を叩き、さらに喜びを表現。
そして何事もなかったかの様に着席する。
ゴリラのドラミングのテンションなの?
※ゴリラのドラミングのテンションとは・・・動物園でゴリラを見ていると突然気分が高まり走りながらドラミングしてきたかと思ったら、その後一瞬にして素の状態に戻る状態。
駆けながらドラミングするゴリラ↓
ドラミングの後に素に戻る瞬間がどうしても見たい方はこちら↓
唐突に始まるこの表現法。
なにこれ、怖い。
言うておきますが、ネタでもなんでもない。
実際にこの男が行っている出来事。
夫「こういうビート刻む人、多いと思うよ?」
多くはない。絶対。
ゴリラのドラミングについて
ゴリラのドラミングは 一昔前までは攻撃するときのサインと言われていました。
現在は研究が進み、相手にここは自分の縄張りだぞ自分の存在をアピールすることによって戦わずにして引き分けるための表現法だと分かってきました。
詳しくはこちら↓
引用元:どうぶつのくに.net
ビート、いつ刻む?
考えてみると、夫は若いときからビートをとる癖があった。
その① デート中のビート
自宅だけならまだしも外でデートの時でも、考え事をしているときでもいつでもどこでもビートを刻んできた。
他人の目も気にせず刻んでいくスタイル。
もはやコントロール不可能なのかな?
壊れかけの二層式洗濯機なの?
radioの方ならいつまでも聞けるけど洗濯機は無理ですから。
他人を気にせずビートを刻んでしまうのはもはや病気なのかもしれない。
この病的な癖に名前を考えてあげようじゃないか。
そうだなストレートに「ドラムビート刻み症候群」というのはどうだろうか。
「ドラムビート刻み症候群」を検索しても私の記事が一番上に来るだけなので検索はしないように。
夫はそんなこんなでTPOをわきまえていないリズムを奏でたりする。
その② こういうヴァージョンもある
そんなドラムビート刻み症候群の夫だが、稀に同じような症候群の人に遭遇する。
それは高校生だった。
休みの日、カフェでまったりしていると斜め前に男子高校生が座った。
制服をきちんと着ており、清潔感が漂っている。高校生は参考書の様なもの取り出し、勉強を始める。ipodで音楽を聴いているのだろうか、耳にはイヤホンがぶっ刺さっている。
すると高校生はおもむろに両手の人差し指を前に突き出し、
なんと机をたたき始めた。
何を聞いているのだろうか。心地よいビートがテンポよくたたかれている。
上手い!
もしかして吹奏楽部でドラムを担当しているのかもしれない。
それを聞いていた夫は
!!!
#うつるんですww
即興で始まる赤の他人同士の謎のセッション!
2人のビートが相まって店内がドラムのビートでヒートアップしていく
こんなセッションがLiveで見れるなんてうわぁ嬉しすぎるんですけどぉ。
とでもいうとでも思った?
やめてなにこれ?
暴走した荒ぶる洗濯機なの?
熱いビートを刻む本物の荒ぶる洗濯機はこちら↓
私のお気に入りブックマークのひとつです。
予想の斜め上を行くこの熱い展開
かっこよくドラムビート刻み症候群と名を付けましたけど
もはや壊れかけの二層式洗濯機から成長を遂げた
もう立派なヒートポンプ斜めドラム!
分からない人のためのヒートポンプ斜めドラム↓
このセッションは数分間繰り広げられた。
なぜビートを刻んでしまうのか
日本人男性の何パーセントの人がドラムビート刻み症候群なのだろうか。
夫の場合喜びを表現すると言う場合が多いが、そうでない場合もある。
好きな人がやっている仕草を真似してしまうことをミラーリングという。これは相手に好意があることを示す仕草が現れている現象である。
しかし、ドラムビートを叩いている高校生は赤の他人である。
他人がしている仕草を真似してしまう=こちらの存在を誇示する。
これは男性特有の縄張り争いなのだろうか。ゴリラのドラミングと同じく戦わずにして引き分けるための表現法なのかもしれない。
パーソナルスペースについて
ゴリラのドラミングでもそうだが何故ドラミングをするのかと言えばゴリラでは縄張り、人間でいうなら対人距離(パーソナルスペース)を確保したいと言うのがあるのかもしれない。
人によってはこの距離感が異常に近い人が居たりする。
レジ待ちとかでやたら近い人の例↓
個人的にはコミュニケーション能力は生まれもった素質が大きいと思う。
コミュニケーションが苦手な人のために、自分の居場所をアピールするためのツールが必要となる。
そのうちこういうものが出回ったりするかもしれない。
使い方
この刻み棒で物を叩くのではなく、刻み棒同士を叩き合わせ音を発生させるることでこちらとのスペースを確保するものである。
コミュニケーションを取ることが難しくなっている現代。
自分の適度な距離感と人との繋がりを確保するため、こうなる日も近いかもしれない。
まとめ
ドラムビート刻み症候群はやはり理解は出来ない。
おしまい
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一記事が長いので、時間があるときにどうぞ。
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