きままなあさこ

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先入観という観念がもたらす悲劇

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こんにちは。

好きなお相撲さんは千代大海です。

 

以前、職場の飲み会で貴景勝が大関昇進を決め感涙した話を後輩にしたら「無反応」という反応を貰いました。

 

貰えたので良いか。

 

先入観についての記事です。 

 

先入観とは

知識、経験、想像をを元にして前もって作られた固定観念の事を言います。

先入観を持つことは決して悪いことではありません。

 

ただし強い先入観はあるべき姿を別のものに変化させることがあります。

 

 

 

このツイート、フリーザ様を知らない人からするとただの丸椅子です。

 

しかし私の様な日常会話にドラゴンボールのモノマネを取りいれている側から見ると、もはや戦闘力53万のフリーザ様にしか見えない。隣の椅子がドドリアさんにさえ見えてくる。

 

フリーザ様を知っている人は、このの配色の組み合わせだけでフリーザ様に見えてきてしまうのです。

 

 

 

世に生きる上では前もって起こりうるであろう出来事を想定し、備えておくことは大事なことです。

しかしそれを真に受け先入観を持ち過ぎることは時に悲劇を生むことがあります。

 

今回は夫の中学生時代の先入観のお話です。

 

 

学生時代の思い出の曲

夫の話をする前に私の中学生時代の話をちょっこと。

 

私が中学の時によく聞いていた曲それは宇多田ヒカルのFirst Loveです。

歌い出しで

”最後のキスは タバコのflavorがした”

と言う部分の歌詞を初めて聞いたときに驚愕した。

 

これがリアルなのか想像での話なのかは定かではないが、当時の彼女が15歳であるというのが信じられないほどの感性。

 

背伸びした大人の恋に失恋する、甘くて酸っぱく切ない初恋の歌という感じですね。

 

今聞いても自分が学生時代に戻った気分になる思い出の曲です。

 

 

 

夫の体育祭の話

 

この話は夫の中学生時代の話を私視点で忠実に再現したお話です。

 

天気は雲一つない秋晴れ。絶好の体育祭日和。

 

予定通り順調に競技が進んでいき、午前の部の競技も後一つ。午前中最後に行われるのが騎馬戦だ。

 

夫のポジションは騎馬の先頭。

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チームはスピードで翻弄していくタイプ。ボクシングで言うなら間合いを取りながらヒットアンドアウェイを繰り返すアウトスタイル。

 

このスタイルは非常に騎馬の動きが重要であり、騎馬の先頭である夫が主導となりチームの動きをコントロールしていく。

 

もう1チームが気を引いている間に相手の不意を突き、華麗に背後から帽子を狩っさらっていく様はまさに蝶のように舞い、蜂のように刺す、ブンブンバッだ。

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この戦法が上手くハマり騎馬戦は夫の組が勝利し、午前の部を気持ちよく終えることが出来きました。

 

 

競技を終え昼休み。騎馬戦の勝利の余韻を残しながら皆で外で昼食をとることになりました。

 

木陰で各々が弁当風呂敷を広げ準備をする。

 

 

       

夫はとにかく乾いていた。喉が水分を欲している。あれだけ人を背負ったまま走った後であるから当然であろう。完全に枯渇状態だが我慢する。なぜなら極限まで我慢した水分が究極にうまいことを知っていたからである。齢15にして。

 

準備が終わり皆で頂きますの合図をする。もちろん夫はまず水筒を手に取りそれを軽く横に振る。カランカランとがぶつかる音がした。

 

ごきゅりと喉が鳴る。

 

力強くキャップを開ける。通常であればコップとなっているキャップにお茶を注ぐところだが、今回は注ぎ口ものける。

 

そう、一気にいくつもりだ。

 

躊躇なく一気に口の中にキンキンに冷えた麦茶を注ぎ込む。

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ごきゅり、ごきゅり、ごきゅ!

 

2ごきゅり半して最高に冷たくて気持ちいぃぃと感じた瞬間に、金づちの鋭い部分でゴンと一突きされたような鋭い違和感に襲われる。

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そして体の全神経が反応する!

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ほとばしる水しぶき。

 

それはシンガポールはマリーナベイサンズ近くの公園にたたずむ雄のマーライオン

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ちなみにメスのマーライオンはいない。

 

日の光を帯びた水の玉は輝きを放っている。さぞ美しかったであろう。

 

だが現実はそんなに甘くはない。

溢れかえる怒号の嵐。無理もない。そこにはまだほとんど手を付けていない皆の弁当が広げられている。

 

夫は言う 

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するとその時なんだかなつかしいような、今まで感じたことがあるような不思議な感覚が溢れてくる。

 

口の中に残るほのかな甘味。

 

 

そして酸味のある香りが鼻を突き抜けていく。

 

 

爽やかな柑橘の香り。

 

 

そして脳がそれを確信をした!

 

 

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夫がマーライオンした残り香はレモンティーのflavorがした。

 

 

 

 飲んだ瞬間は全く理解することが出来なかった。

 

 

でも今は確実にレモンティーと断言できる。

 

キンキンに冷え切ったレモンティ。

 

なんて美味いんだ。

 

美味過ぎるじゃないか!

 

 

 

 

  

いつも水筒には麦茶が入っていた。

 

 

麦茶だと思っていた。

 

 

麦茶だと信じていた。

 

 

でもこの日は体育祭。そうです。義母が張り切って水筒にレモンティーを入れていたのです。

 

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甘くて酸っぱく切ない思い出。

 

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まとめ

先入観は人に危害を加える恐れがある。

危害は広範囲に及ぶ。精神的にも物理的にも。

シンガポールにはビルの上に船が乗っている建物がある。

甘くて酸っぱくて切ない思い出は人によって違う。 

 

 

こちらも夫の話

www.kimamanaasako.com

 

 

 おしまい

 

 

 

 

 

 

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