明けましておめでとうございます。
本年度第一弾です。
娘と娘
娘(ゆきちゃん11カ月)は最近言葉を話し始めた。
言葉自体は「あ~あ」「まんま」「だ」「お~?」ぐらいなのだが、その姿が可愛いのか息子と娘(ひなちゃん5歳)は一生懸命相手をしている。
ゆきちゃんが生まれる前は赤ちゃん返りしていた娘も今ではゆきちゃんを笑わせにかかる立派なお姉ちゃんだ。
本気のゴリラに大喜びのゆきちゃん。
喜び過ぎてゆきちゃんから思わず飛び出た言葉
しばらくゴリラのものまねをしていた娘だが、その言葉がどうも引っかかったらしく私の元へやってきた。
娘の話す意味のある単語は「まんま」「ばい」ぐらいなのだが、たまに発する言葉は親もよく分からない場合が多い。
言葉の発達
赤ちゃんは日常生活を通じて徐々に言葉を獲得していく。
親、兄弟、おもちゃ、TV、外出先など様々な場面で言葉のシャワーを繰り返し浴び、言葉が少しずつ自分のものになっていく。
まだまだ完全ではなく、意味や発音が違っていたりもするし、意味が全くない場合もある。言葉自体を使いこなすのはまだま~だ先のことだ。
可愛い声で意味のない言葉を喋る(赤ちゃん的には意味がある)姿を見るもの子育ての楽しみだろう。
※個人差がかなり大きいです
しかし娘の口から発せられた「ぼんばな」とは一体なんなのだろうか。
ぼんばなとは何か真剣に考えていく
私の現在から過去を振り返り「ぼんばな」とは一体何かを考えてみよう。
その①
3月になれば桃の節句で必ずお雛様を出す。
お雛様を出す時期は二十四節季の雨水がよいといわれている。雪が解け水に変わる時期だ。お雛様の両サイドに飾られたそれは、クルクルと光る。
娘は早生まれであるため、前年の3月のお雛様は覚えていない。
今年のひな祭りがお雛様との初対面というところだ。
初めて見るお雛様を見て何を思うだろうか。
娘をひな人形の前に座らせ、みんなで盛大に歌ってあげようと思う。
灯りを付けましょ
それぼんぼりや
その②
黒いサングラスをかけ
「うぉ~う~うぉ うぉ~うぉうぉう うぉうぉうぉおっお~う」
と喉から絞り出すように歌い始める。
鹿児島生まれの彼が憧れた花の都大東京。
あれだけ憧れていたはずなのに寂しく冷たい空気が骨身に染みていた。
ふと田舎にいた頃に飛んでいたトンボが思い浮かんだ。
トンボは一体どこに行くのだろうか。
気付くと
「あぁ しあわせのとんぼよぉ~」
と熱唱していた。
巻いてもよし、飾ってもよし。柄を眺めて懐かしむもよし。
その額に巻かれているものこそ・・・
引用元:楽天市場 バンダナ
それバンダナや
その③
私はサッカーにあまり興味がない。
中学で同級生のD君はサッカー部だった。連日の猛練習で肌は日に焼けて黒く輝いていた。そんなD君を夢中にさせる男がいた。
1997年。彼はJリーグガンバ大阪に移籍してきた。カメルーン出身の彼は驚くべきほどの圧倒的な身体能力を発揮し、なんとシーズンで28試合で25点の大暴れ。
「浪速の黒豹」と呼ばれるようになる。当時そんな彼を止めるディフェンダーなど日本には存在せず、あの中田英寿に「あんな奴がサッカーやっているなんて反則だよ」と言わしめたほどだ。
そんな彼を称え皆がこう呼んだ。
「神様、仏様、
それエムボマや
その④
スーパーファミコンが大流行したその昔。
コントローラーを四つ穴に繋げ、4人対戦ができる機械が出たときは新らしい世界がやって来たと思った。
相手にやられないよう、慎重に、かつ大胆に攻める。
一歩間違えれば「ボカン」だ。
たまに連続で爆弾を💣💣💣💣💣💣←こう置いてみたくなる衝動にかられる。
連続で置き、すぐさま一マスしか無い壁の陰に隠れる自分に惚れ惚れした。それで相手を倒した時は歓喜し、時には一マスしかないのに爆弾で蓋をするように自滅した。
自滅したときは黙った。間違えて1人Playを選んだ時はリセットした。
そんな爆弾を自由自在に操る彼らの名こそ・・・
それボンバーマンや
その⑤
決まって話の内容はいつも恋愛の話。
どんな話を振っても、自分の話をしたくても、引き戻されるのは「彼」。
もう彼女の彼に首ったけだ。心臓に毛が生えているどころか、毛の先に彼が生えている様なものである。実際に心臓に毛が生えることは無きにしもあらずなのだが、心臓に生えた毛の先に彼が生えることは絶対に無いっ!!!
ドン引きしている友人を目の前にしても、彼フィルターは強靭頑丈鋼。ドン引きの顔がなぜか喜んでいる様にも変化させてしまう恐ろしいフィルターだ。
延々と喋り続ける彼の話・・・
それ恋バナや
そう言えばあの子の恋バナってこんな感じの話しかしてなかったな~
こんな感じの話はこちら↓
一言でいうなら・・・煩悩の塊の様な話だったな。
煩悩の塊のような話・・・
もしかしてこれこそ
それぼんばなやん
おしまい
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