Blogを書いていると、自分の拙い言葉で意味の分からないブログが伝わっているのか不安になることがある。
皆様に私の気持ちがどれくらい伝わっているのか。
いや、どのくらい伝わっているのか。
あれ?
どのくらい と どれくらい って同じ意味なのだろうか。
今回は「どのくらい」に似ている言葉の意味を説明しながら、間違いやすい言葉をいろいろ紹介。
ニュアンスが似ていて間違いやすい言葉
①どのくらい、どれくらい
大体の事が決まっているときに「~くらい」を使用する。
「くらい」の前に着ける文により、ニュアンスが違ってくる。
例
「プレゼンの資料はこれくらいにしてほしい」
「あのくらいのソファが欲しい」
「どれぐらいかかりそう?」「~分ぐらいかかります」
など、世の中には「くらい」が日常になっているが、どの人も上手に使いこなしている。どのくらいとどれくらいには大きな違いはない。
どのくらい、どれくらい以外にも
どのぐらい、どれぐらい、ぐりとぐら、どんぐらい、もぐらない等
いろいろな似たり寄ったりの言葉がある
一字違うと全く違う意味になったりならなかったりするのが日本語の楽しいところだ。
②ドラゲナイ
ドラゲナイは4人組バンド、セカイノオワリの「dragon night」のワンフレーズである。普通に言うと、「どらごんないと」であるが、これをボーカルのFukaseさん(ピエロじゃない方)が唄うと「どぁらげない」となり「ドラゲナイ」となる。
よってどれくらいとドラゲナイは全く別の言葉である。
どのくらいとドラゲナイは若干似ているがこちらも別の言葉である。
③ドントクライ
ドントクライの意味は「泣かないで」である。
これは、日本語学校に通う学生さん泣かせの言葉だと私は思っている。
ネイティブな発音はどんくらーんいだ。
泣かないで、なんて日本語を使う事は滅多にないが、どのくらいやどんくらいの使用頻度はまぁまぁ高い。
そのため意味は全く違うものであるが、どんくらいは「Don`t Cry」の発音のままで良いと思われる。むしろそのままの発音でも聞き取れる。言葉は多少曖昧でも聞き取れるようになっている。
④ドラゴンフライ
トンボ
⑤ドンフライ
ドンフライって何?
知らない方、私のブログなんて見ている場合ではない。
インターネットで新しいタブを開きYOUTUBEの検索でドンフライ 高山と打ち込もう。
開いた先にはルイージと同様の髭を蓄えた、スーパーマリオと思わしきアメリカ人と、金髪の日本人離れした体格のプロレスラーが現れる。
この髭の男性がドンフライだ。
何故、ドンフライの事を全く知らなかった私が一目でアメリカ人だと見破ったのか。
彼のショートパンツがアメリカの国旗がだったからだ。愛国心の塊。滲み出るアメリカ感。
もしあの格好をしていてアメリカ人ではなかったとしたら、それはもう国際問題に発展しトランプ大統領なら激おこのツイートをしていたに違いない。
※ちなみに登場時はアメリカカラーでPAINとプリントされたTシャツ
舞台は総合格闘技PRIDE21。
プロレスラーである二人が総合格闘技の世界で戦うことになった。
試合開始前、両者目をそらすことなく睨み合いバチバチと音が聞こえる。顔面が触れ合うのではないかというところまで極限に近づいて睨み合う。
もしあれがダチョウ倶楽部の上島竜平であれば間違いなくキスをしていたであろう。いや、していた。うん、する。
カーンというゴングの音と共に両者臆することなく前に進む。
始まった瞬間ものすごい衝撃を受けた。
両者がお互いの首根っこをつかみ合いノーガードで殴り合いを始めたからだ。
興奮と同時になぜか笑いがこみ上げてくる。不思議な感覚だ。二人が真剣に戦っているのは分かっているし、笑うと失礼に当たると分かっていても自然と笑ってしまうのだ。
人間は得体の知れない恐怖を感じると笑ってしまうらしい。そんな感覚。
後ろの観客たちも笑っていたり、呆然としていたり、狼狽えていたり、様々だ。
高山の左顔面が突如として腫れあがり、骨折したなと一目で分かる。
飛ぶマウスピース
それでも激しい戦いは続き、場内は歓声と怒号と訳も分からない声で埋め尽くされる。
逃げも隠れもしない漢と漢の真向勝負。
しかし、なぜそこまでして決戦をしたいのか。
己の力を全力で振り絞り、勝利に賭ける。
いや駆ける。
2人にとってはもはや勝利という言葉など関係ないのかもしれない。
どのくらいの時間がたったのだろう。
どれくらいパンチを繰りだしたのであろう。
ドンフライ高山戦は
ドンフライが勝利した。
あまりにも壮絶な戦いにドラゲナイの事などすっかり忘れていた。
あんなにも壮絶な戦いだったのに何故か清々しい。川の畔で飛び交うドラゴンフライが頭の中に浮かんできた。
清々しさになんだか涙が出てきそうになったが、グッと堪えて心の中でこうつぶやいた。
「ドントクライ」
【プロレスの愛を感じる一コマ】
派手なショートパンツをはいて熱く語るアラフォー。
これを仕事とし、本気で殴り合いをするって漢だなぁ。
プロレス、総合格闘技というスポーツを見直した。
でも最後までは怖くて見れない私。
もし見たいという方がいたら、YouTubeで「ドンフライ 高山戦」を検索し、視聴してみてください。見るのが怖いという方は観客席を中心に見るだけでも熱狂が伝わってきます。それぐらい熱い戦い。
この戦いは17年前。
ドンフライ高山戦の人気は健在で、YouTubeのコメント欄が2時間前と現在進行形だった。対戦者の高山はプロレスの試合中に頚髄損傷を起こし現在もリハビリ中である。
まとめ
どのくらい、どれくらいに大きな違いはない
ドラゲナイの使い道はカラオケで本領発揮
ドンフライと高山の過去と現在を知り、生き様を感じた
最終的にはニュアンスどうこうの話はどこかへぶっ飛んでいきましたが、ドンフライの序章に持ってきてみました。 てへぺろ
おしまい
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