きままなあさこ

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K2シロップ投与 ビタミンK

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ビタミンKについて

ビタミンKは脂溶性ビタミンの1種。脂溶性ビタミン体内では製造できないため、食物から摂取しないといけません。脂溶性ビタミンはビタミンA、K、D、Eの、たった四種類です。

 

ビタミンダケ

 ビタミンDAKE

 と覚えましょう。

 

ビタミンKの効果

 ビタミンKにも数種類ありますが、主に血液凝固の働きに関与しています。血液凝固因子を生成するときに働きかけるのがビタミンKになります。

 ちなみにビタミンKのKはドイツ語の【Koagulation】血液凝固の意味から来ています。

看護師さんが血の塊をコアグラと言ったりするのもここからきているんですね。

 

ビタミンKが不足すると

ビタミンKが不足すると、血液凝固に時間がかかり血が止まりにくくなります。腸内細菌の働きでも製造されるため、大人では滅多なことでは不足することがありません。新生児は腸内細菌がいないためビタミンK欠乏症に陥ることがあります。

不足することにより、消化管出血頭蓋内出血を起こすことがあります。

ビタミンKを新生児に投与する訳

腸管内出血や頭蓋内出血を起こす赤ちゃんは、ビタミンK(K2シロップ)を投与することで大幅に減少しました。以前は出生時、1週間後(退院時)、1ヶ月後の3回だけビタミンK2シロップを飲ませてました。

しかし、上記の出血を起こす赤ちゃんは少なからずいたそうです。この病気の予後は良くありません。そのため、予防的に出生時、1週間後、1ヶ月後の3回にプラス10回の合計13回のビタミンKを投与する様に変更されました。

完全母乳の赤ちゃんは、ビタミンKが摂取できないため退院後もK2シロップを飲ませる必要があります。1週間毎に1ml/回飲ませます。

ミルクにはビタミンKが含まれているため、ミルク育児の場合は1ヶ月検診時にK2シロップを終了しても良いそうです。ただし終了して良いか必ず主治医に確認してください。

ビタミンKは何に含まれている?

卵黄、ホウレンソウ、チーズ、納豆、鶏肉などに含まれています。母乳育児のお母さんは摂取した方が良いそうです。なお、抗凝固剤(血液がさらさらになる薬)を内服している方は凝固を促進させる恐れがあるので医師に相談してください。 

K2シロップを投与する

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これがK2シロップ10包入り。

 

私は完全母乳ではなく、1日に1回だけミルクを足しています。最近は哺乳瓶を嫌がる様になってきましたが、お腹が空いたタイミングを見計らってK2シロップをあげるようにしています。

1週間に1回なので水曜日の午前中。(いつ飲ませても大丈夫です(^^))

スポイトか、哺乳瓶の乳首か、スプーンで飲ませます。

注意

 包装袋ごと直接赤ちゃんの口に入れないでください。口が切れることがあります。

こぼれたり吐いたりしたら

 

赤ちゃんってすぐにミルク吐きますよね。赤ちゃんの胃はとっくり状だからしょうがないんです。

 ちょっとは飲んだだろう→そのまま様子見

全部出たと思ったら→再度飲ませる

判断に困ったら→産院に電話する 

 半分以上こぼれたら→再度飲ませる

全部こぼれたら→再度飲ませる

何度もこぼしてしまって、本数が残り少ない!と思ったら産院に電話してください。

お母さんの判断になりますが、ビタミンKは多量に摂取しても害が無いそうなので大丈夫な様です。困ったら産院に電話が一番だと思います。 

将来のワクチン像

来月からワクチン接種が始まります。K2シロップもそうですが、子どもたちを助ける大切なものなので、大変だけど子どもたちの財産になると思うのでちゃんとしておきたい。

 特にワクチンは大人になっても大事なものです。大きくなって、「麻疹・風疹の抗体ありますか?」って聞かれることが少なからずあるかもしれない。大人になったら特殊な予防接種は1回で何千円と飛んでいくので、時間とお金に余裕がないと接種できない。

 今はワクチンスケジュールがあって、産まれて1年間はワクチン三昧。親が嫌になるほどワクチン受けるけど子どものためだと思って頑張りたい。大きくなって困るのは子どもだから胸を張って答えられるようにしてあげたいんだな。

 20年後に風疹が流行ったら、親が疑われる時代になるかもね。抗体がつかない人や予防接種が受けられない人もいるけど、予防できるところからしておかなければ。

  私って案外真面目なのね('ω')

 

おしまい

 

 

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