きままなあさこ

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重曹とクエン酸でお掃除

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世の中では新たなお掃除用品が開発されたり、TVではお掃除グッズの特集が組まれたりしていますね。我が家もその波に乗りましたよ。

洗面台の掃除時の出来事

洗面台の掃除をしようとなぜか思いつく。いくら掃除しても、いつの間にか汚れている洗面台。髪の毛が張り付いてたり、水垢がついていたり、片付けたワックスが再び現れたり(夫の仕業)。

本気で掃除しようと考えました。

 

 

お掃除アイテム

そこでお掃除には欠かせないアイテムとしてはやはりこれでしょう。 

重曹

名前からしてすでに強そうだ。それはさておき、重曹はベーキングパウダーです。弱アルカリ性で、発泡性があるため、汚れを浮かびあがらせる効果があります。料理では膨らし粉として使いますね。また、消臭効果もあったり、古くなった角質を落としてくれたり…使い方は多岐にわたります。THE魔法の粉。

 クエン酸

そしてもう一つの強力なアイテムがこれだ。うむ、いかにも酸っぱそうな名前だ。実はミカンなどの柑橘類から酸だけを抽出したものになります。酸性で、アルカリ性の汚れを落とすことができ、消臭効果もあります。重曹には劣りますが、こちらも良い働きをしますね。 

 疑問点 

そこでふと思ったのが重曹、クエン酸のそれぞれがとてもお掃除には効果的なアイテムだということは分かっている。ということはこの二つを混ぜることによって最強の魔法の粉ができるのではないか?

これはやるっきゃない! 

重曹とクエン酸を混ぜるてみると!? 

 よく分からないけど、とりあえず洗面台に水をいっぱい貯めます。そこに重曹を、適量、大さじ10ぐらい?入れて溶かします。次にクエン酸を、適量、大さじ10ぐらい?を入れます。こんな感じで入れるとスマートです

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 すると、まぁ!

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 ガスが発生します。このGIFは、試しに撮ったものなので少量のガスでした。洗面台並々に水を張って、大量の重曹と、大量のクエン酸を投与すると、見えないけどクエン酸、もしくは重曹の風圧を感じました。 このガスを臭うと、何やら苦い様な嗅いだ事のある匂いがします。しかし、瞬時に「このガスは吸ってはいけない」と思い、鼻をシャットダウンしすぐさま我らがGoogle先生に調べてもらいました。

 重曹 クエン酸 混ぜる

 さすがGoogle先生。話が早い。なんとガスの正体は二酸化炭素だったのです。嗅いだことのある匂いの正体は炭酸水だったんですね。有毒性がないことがわかったところで、歯ブラシで隙間に入り込んだ、垢やカビを物理的に取り除きます。そこにシャワーヘッドもつけます。シャワーヘッドもまぁまぁ汚れていますからね。

 汚れ落ちはどうなの?

汚れはどうなったかと?それはそれはピカピカですよ!

掃除用品:重曹とクエン酸が我が家に仲間入りしました。 

ガスが出るのはなぜ?

ところで何故重曹とクエン酸を混ぜるとガスが発生したのでしょうか?

答えは重曹は炭酸水素ナトリウムです。そこに水とクエン酸を加えると化学反応を起こし二酸化炭素が発生するからだそうです。 

なぜ汚れは落ちるのか?

重曹は弱アルカリ性なので酸性の汚れに効果があります。酸性汚れの代表的なものとしては水あかやサビなどがあります。重曹の粒子はとても細かいため、物理的に汚れを落とします。重曹と水をまぜると汚れが落ちます。これは加水分解という化学反応の効果になります。反対にクエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れに効きます。アルカリ性汚れの代表的なものとしては油脂やたんぱく質等があります。 化学の力でお掃除なんて素敵。

混ぜれば最強なの?

泡で汚れを浮き出す効果があるのでキッチンの排水口などの手に届かないところでは効果的ですね。しかし、二つを混ぜると、中性になります。混ぜて使うと二つの効果が相殺されるのでしっかり汚れを落としたい場合は用途に合わして別々で使った方が効果的ですね。それぞれのおそうじの仕上げに

  • クエン酸を使った場合→重曹
  • 重曹を使った場合→クエン酸

を濡れた雑巾に少量かけ仕上げ拭きすると中性化してスッキリします。  

たー兄の一コマ

これは知らないだろう思い、「重曹とクエン酸を混ぜると何性になるでしょう!」の問いかけに対し  

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 くぅーーさも知ってて当然のように即答でした。当たりですけど(-ω-)

 さすが小3で元素記号マスターしただけのことはあるな~。ちなみに好きな元素記号はNaだそうです。

まとめ

重曹とクエン酸を使ったお掃除は汚れにに応じて使い方を変えることで色々な汚れに対応できることが分かりました。お掃除をしているのに化学実験をしているようなわくわくした体験ができました。子どもに教えてあげるつもりがこちらが楽しんでしまった感じです。皆さんもお掃除がてらこういったちょっとした化学実験をしてみてはいかがでしょうか。

おしまい

 

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