丹平製薬の鼻吸い器
今回は丹平製薬の鼻吸い器が大活躍したので紹介します。
正式名称はママ鼻水トッテ。
まず、ネーミングセンスが素晴らしい。
私だったら「鼻水トレール」とか、
「とるとるチューブ」という名前にするが
「ママ鼻水トッテ」
まさかの赤ちゃん目線である。
赤ちゃんは「鼻水トッテ」なんて絶対に言わない。絶対。
赤ちゃんからの懇願と思わせることで母親は鼻水をとってやろうという気になる。
見た目は黄色くて不思議なフォルム。
耳鼻科医が考案したもので、ママが口で吸う力で吸引力を調整できるようになっている。吸い出すと容器に鼻水が溜まり、逆流しないような構造になっている。
事の発端
ゆきちゃん生後2か月にして鼻水と咳が出始める。
最初はサラサラの鼻水だったが、しだいに緑色の、いわゆる青っ鼻というものが出始めた。熱はなく、機嫌も良いが、鼻が詰まって咳をする姿がとてもしんどそうで見ていられなかった。
上二人は生後間もない間でこの様な症状になったことが無いので不安感が増した。さらに咳が酷くなってきたため小児科へ連れて行った。診察後、先生は「鼻風邪ってやつですね」と言った。
まだ赤ちゃんなので、薬は極力出したくないが、症状を抑える薬を出しましょうと言われ、鼻水の切れを良くする薬を出してもらった。鼻水が酷いため鼻吸い器を薦められ、口で吸う鼻吸い器を持っていることを説明すると「電動の物もありますよ。1マンぐらいしますが…」と先生は小さな声で言っていた。うーん1マンは高い。
スポイトタイプの鼻吸い器を使ったとき
そういえば昔、産院で貰った鼻吸い器があったなと思い押入れから取り出してみた。
スポイトタイプの鼻吸い器だ。手軽に使えるのでた上二人の子育て中にたまに使ったりしていた。
メリットとしては
- シンプルで使いやすい
- 場所を選ばず使える
だがデメリットとして
- 吸い出すつもりが間違えて逆に押し込んでしまう
- 手入れがしにくい
- 鼻の奥の方までは取りにくい
というように結構デメリットも多い。特に繰り返し行っていると、もうちょっと吸い出そうとして、つい逆に押し込むこともあり逆効果になることもあり、ゆきちゃんに使用してみてがあまり効果が得られなかった。
もう一つの鼻吸い器の存在
そういえばひなちゃんが風邪をひいたときに丹平製薬の鼻吸い器を購入していた。ただ当時、魔の2歳児だったこともあり1度は吸引させてくれたけど、2回目は激しく抵抗されて結局1度しか使用しておらず存在を忘れかけていた。
使い方
- まず母親が吸い口を咥える
- 赤ちゃんの鼻に吸引口をつける
- 優しく吸いとる
使用してみて
最初は、なかなか吸えなかった。そもそも赤ちゃんの鼻水はどのくらいの量が出ているのかよく分からない。どれくらいの量を吸い込んでいいのかも分からないため、探り探り吸い出していた。吸っても管内に少し付着する程度であるが、本人の鼻の音が少なくなったから多少はとれたのだろうと思った。
何回か吸引していると慣れてきてしっかり鼻水が吸い出せるようになった。スポイト式の鼻吸い器よりも断然奥まで吸い出せるしこいつは有能だ。ただ吸われている本人はやはり嫌がる。2ヶ月でもチューブをはねのけるぐらいの腕力があるので、吸っている最中に手で弾かれたりする。そんな時は優しく手を抑えてあげよう。
吸い出し方のコツ
程よく吸う量やタイミングが分かってきたので参考に。
- ゆっくり優しく鼻水を半分ほど吸いだすつもりで吸う。全部取ろうとしないのがコツ。
- 吸うリズムは一気に吸ったりせず、すっっすっっすぅ~~~~うと分割して徐々に吸うと上手にとれる。
- 一番取りやすいタイミングは「入浴後」だと感じた。スムーズに取れるときが多かったです。
鼻吸い器のお手入れの仕方
- 使用後の鼻吸い器を分解する
- 水洗い後、消毒し片付ける(消毒はレンジ、煮沸、薬液可)
夜中に鼻水を吸って、朝までそのままなんてときもある。だが水に浸けておくと鼻水はすぐに流れ落ちる。なにより細かく分解できるので洗いやすい。
メリット
- 慣れると使いやすい
- 分解出来るのでお手入れしやすく衛生的
- 安価
- 奥まで結構とれる
デメリット
- 慣れるまでは吸引圧の調整が難しく感じるかも
- 人前では使いにくい
総評
なにより安価なのがとても魅力的。最初は吸う調節が難しく感じるが、鼻水が出れば出るほど慣れてくる。鼻水が取れた時の爽快感も魅力。今回生後間もないゆきちゃんに使用してみて、自力で鼻をかむことが難しい乳幼児にはかなり役立つものだと実感できた。吸い出す最中は嫌がるが、使用後はスッキリしてすやすや眠ってくれる姿を見てこちらも安心できた。
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