こんにちは。
今回は娘二人の食事についての話です。
ゆきちゃん(0歳時)の食事
7ヶ月のゆきちゃん(次女)は離乳食を進めています。
口元に何かを持っていくと必ず口を開け食べるので、一見離乳が進んでいる様にも見えます。
ゆきちゃんは何が好きなのか色々なものを試してみました。
しかし、何をあげても無の状態でエンドレスで食べ続ける。
・・・
美味しいのかい!
美味しくないのかい!
どっちなんだい!!!
何でも食べるので食べさせるときが楽しくて仕方ないのですが、
反応が欲しいなーと思っていました。
そんな矢先の出来事。
義母が作る無糖の手作りヨーグルトを食べさせてみる事にしました。
モグモグをやめ、一瞬時が止まったかのように何かを考えているような不思議な間がありました。
そのすぐ後に
初めてわろた
彼女の中で何かがはじけた瞬間でした。
美味しいのかい!!!
本当に美味しいのかい!!!
すかさずおねだりをするゆきちゃん。
彼女はまだ言語も発する事はできない。
当然美味しいという言葉も知らなけりゃ、美味しいと言う感覚すらも知らない。
彼女の口の中に入ったヨーグルトは口の中で広がり、舌の味蕾を通じて脳へダイレクトに美味しいという言語を用いずに美味しいと呼びかけた。
本能がゆきちゃんに美味しさと言う感覚を芽生えさせた瞬間でした。
練乳は甘いし、Super Lemonは超酸っぱい。
Super Lemonはこちら↓
イラスト見るだけで耳下腺がそわそわし始める。
舌には5つの味覚があり甘味、酸味、塩味、苦味、うま味を感じることが出来る。
それは分かる。
けど美味しい感覚は、これが美味しいと100%決まっている訳ではない。人それぞれで違う。
私の大好物
幼い頃、自宅や親戚の家で焼き肉をしていた。
熱くなった鉄に牛脂を塗りつけ、おもむろに肉や野菜を焼く。
美味しい。
焼き肉美味しい。
そして焼肉が終わりそうになった頃、サイドに残ったヘロヘロのこれが私の大好物だ。
何で皆食べないの?
むしろ私のために残してくれているの?
と思っていた。
私の好きなもの、それは鉄に油を回すため、酷使されヘロヘロになった牛脂です。
肉の甘味が口の中に広がり何とも言えない高揚感につつまれる。感覚で言うとナタデココのジューシーVer.ですかね。体に良くないのは分かっているんです!分かっているんですけどなぜか箸が勝手に動いてしまうのです!うぎゃー。
あの牛脂も、大人になってからは食べていません。
もしかしたら独特の脂っこさが嫌になっているかもしれないし、再びやみつきになって毎回牛脂を買い求めに徘徊するかもしれない。
あぁ牛脂。惑わしの牛脂。
お笑い芸人ハライチさんならこんなネタにしていたのではないだろうか。
岩井「惑わしの牛脂」
澤部「ほ~~らこっちだよ~。こっちにくると、えぇもんがいっぱいあるよ~。あれ~これなんだろう~わ~素敵~君もこっちに来てごらんよ~~。そこには惑わしの牛脂。」
岩井「ヘロヘロの牛脂 」
澤部「アッ、あっつ!もう勘弁してください!もう焼けるところが無いっす!え~い!まだまだこれからだ~~えい!えい!ひぃ~~~!お助け~~~!もうヘロヘロの牛脂」
とにかく美味しさと言うのは個の感覚に大きく左右される。
ヨーグルト美味しいのか。うん、美味しいよね。私も好き。
パルテノとかボール一杯食べたい。
それはさておき、たー兄は離乳食全く食べないマン、ひなちゃんは離乳食味見マンだったから初めての経験で嬉しい。我が家にやっと離乳食食べたいマンが誕生した。
好物を発見し癒された日でした。
ひなちゃん(5歳児)の好物
寝起きがすこぶる悪いひなちゃん。
朝ごはんを食べるまでに時間がかかること多々あり、色々と大変なお年頃。
弁当に入れる用のお肉が余っているので声をかけた。
ゆきちゃんとは違い色々なものを食し舌も越えている。最近ではパッと見で好物があるかないか判別し、
ひなちゃん〇〇苦手なの~
と食べる前から否定してくる。
あっれーお肉は苦手なんじゃなかったのかなー?
好物は体を目覚めさせる。
好きなものを食べたいということは、脳が幸せを欲している証拠。
そんな彼女たちの好物も時が経つと上書きされ、ゆきちゃんもヨーグルトが美味しさを教えてくれたという感覚は物心がつく頃には忘れているでしょう。
でも私はこの美味しさの詰まった笑顔は忘れらないから、彼女が成人した時にこのことを教えてあげようと思う。
おしまい
おまけ
赤ちゃんの感情と味覚の関連についての話でヒートアップしていた私。
いつも以上に早く動いている口をどうしてやろうか目論でいる手。
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